遠距離交際は、うまくいかなくなることが大半ですが、法則を知ることで成功させる確率を上げることができます。
物理的な距離が近いほど男女の心理的距離も近づきますが、逆に物理的距離が遠いと心理的距離も離れる法則があります。
男女のカップルが離れ離れになれば当然コミュニケーションが取りづらくなります。
結果として、どちらかに新しい恋が芽生える可能性も大なのです。
相手の環境変化を察知するとお互いの関係性に、すきま風が吹きはじめます。
そうなってしまうと、あえなく交際終了に至るわけです。
遠距離交際は、たまに会うだけでも「お金・時間・労力」がかかります。
しかも会ったところで短時間にやれることは限られています。
会っても期待値以上に盛り上がるという保証もないでしょう。
どちらが会いに行くかというのも悩ましい問題になります。
どちらかの負担が重ければ、負担に耐え切れず愚痴も出ます。
会うためのコストが「相手の好き」の感情を上回ると続けられなくなるものです。
ゆえに、相手と別れたい人は、わざと物理的な距離をおくとよいでしょう。
こんなに破壊力のある遠距離交際を成功させる手立てはあるのでしょうか。
鉄板ではありませんがいくつかの方法があります。
◆連絡の頻度◆
理想の頻度はお互いがお互いのペースに合わせることですが、遠距離の場合は心理的距離を保つ努力が必要です。ですから、普段の連絡頻度以上にすることが望ましいのです。
現代は便利なツールが増えて、コミュニケーションが取りやすくなっています。一昔前は電話かメールしか手段がありませんでしたが、今では手軽なチャット機能やオンライン対面ツールといったものが当たり前の時代となりました。
しかしながら、片方が頻繁に連絡を取りたがろうとすると重荷になるケースがあります。
特に男性は束縛されていると感じると、うっとおしいと思う心理がはたらきます。そんなときには「放置プレイ」が一番です。
しばらくの放置が男性の所有本能を刺激し、女性への小まめなフォローに向かわせるようになるからです。
なお、男性でも女性でも、相手からの「異性の存在」を疑う言葉が出てくると急速に愛情が冷めます。
疑いの言葉を相手に絶対かけないこと、他の異性のことを話題にしないことが遠距離交際の鉄則です。
◆対面デートの方法◆
男女のどちらかが、いつも相手に会いに行く形だと遠からず遠距離交際は終了します。
会うための「お金・時間・労力」が負担になるからです。
こういった場合は片方も相手に交通費を援助するなどの配慮が必要です。
また、最もよいのはお互いの中間地点で会うようにすることです。
二人とも知らない土地での行動は新鮮な冒険気分を味わえるからです。
新しい共通の思い出がメモリーとなることで、メールや電話での会話を弾ませる効果も期待できます。
婚活において、遠距離交際になった方は少し参考にしてみてはどうでしょうか。