年齢を重ねると服装が黒や茶色やグレーばかりの配色になりがちではありませんか?
まさに40代の私がそうなっています。
なので、服を購入するときには奥様にお伺いをして貴重なご意見を頂戴しています。(笑)
年配の方でカラフルな服装って、あまり見かけないですよね。
年齢を重ねても、モテる人はカラーコーディネートを熟知しています。
◆色彩心理学について◆
色彩心理学では、男性は白黒やグレーといった無彩色系のモノトーン配色や、青や水色といった寒色系の色味を好むことが知られています。
こうしたシックな色を好む男性は服装のカラーコーディネートも簡単です。
一方、女性はカラフルな色を好みます。
カラフルゆえに服装のコーディネートには時間もかかります。
組み合わせが複雑なため面倒ですが「女性脳」ゆえに、それも楽しい時間になっていると思います。
色の好みの傾向は男女では異なります。
自分のイメージを演出するうえで色彩心理学の知識があると男女のアプローチの際にとても役に立ちます。
色彩によって自分や相手の雰囲気や気分までもが大きな影響を受けるからです。
色彩による人に与える影響と効果の一例を挙げます。
赤・・・興奮、情熱、積極性、躍動感
青・・・清潔、鎮静、爽快感、冷静
黄・・・注意、愉快、無邪気、明朗
緑・・・安心、休息、自然
黒・・・重圧、不屈、厳格、威厳
白・・・純潔、清潔、開放感
ピンク・・・愛、かわいい、夢、甘え
これらの色彩のなかで最も影響力があるのが「赤」です。
赤は血の色でもあるため、私たちの潜在意識に強烈なインパクトを与え、目を引き付ける効果があります。
真っ赤な口紅の女性をみると、ついつい見入ってしまうのは私だけではないと思います。
自分に注目を集めたい時、性的魅力をアピールしたい時、自分を活動的・躍動的に見せたい時に服装の中に何かの形で取り入れると非常に効果の高い色です。
例えば、赤いスカーフ、赤いネクタイ、赤い口紅、赤いバッグ、赤いTシャツなど心理学の実験では男女問わず相手に与える印象が最も強い魅力的な色です。
芸人のカズレーザーさんを初めてTVで見たときはインパクトありましたよね。
◆イメージUPをさせる色の組み合わせ◆
色彩は私たちの生活空間にもさまざまな影響を及ぼしています。
例えば、病院の中は白や水色といった無彩色や寒色系の色合いで、クールで清潔な印象を与え、興奮を抑える鎮静効果が漂っています。
また、ファーストフード店などは、お客様の回転をよくするために短い時間でも長く滞在して、くつろいだように感じさせられる茶系やクリーム、やや赤み系といった暖色系が多くなっています。
自分を重々しく見せ、軽く思われないようにするには黒系、自らを落ち着いた爽やかな印象にするには白系や青系、かわいさを強調したい時にはピンク系、無邪気さを装いたいなら黄色系、といった具合に色のコーディネートを考えてみると良いでしょう。
注目を浴び魅力を高めたい時には、どこかに「赤色」を取り入れておくことをおススメします。
男性はお見合いで赤系のネクタイ、女性は赤いバッグなど。
ファッションセンスがない方は、第三者のアドバイスを聞き入れることが重要ですね。